ローマ帝国最後の皇帝ってどんな人?

長期間に及んで広大な領土を有したローマ帝国は、多くの皇帝によって治められていました。

 

複数の皇帝による分割統治の時代が比較的多く、単独統治は意外と少なかったのです。

 

最終的に帝国は分裂したのですが、ローマ帝国最後の皇帝はどのような人だったのでしょうか。ここでは、その皇帝について説明します。

 

 

ローマ帝国最後の単独皇帝

テオドシウス1世は、コンスタンティヌス1世の死後、分割統治されていた帝国を再度、単独で統一支配しました。

 

378年にテオドシウス1世は皇帝に任命されたが、当時は東と西に分かれての統治でした。

 

その後テオドシウス1世は、いくつかの内乱に勝利し、共同皇帝を退けさせ、亡くなるまでの数ヶ月ではあったが単独でローマ帝国を統治した最後の皇帝となったのです。

 

キリスト教の国教化

313年にミラノ勅令が発令され、キリスト教はローマ帝国から公認された後、帝国内で信者をさらに拡大させていきました。

 

しかし、信者が増えるにつれて、キリスト教の中で様々な対立も生じてきたのです。381年にはテオドシウス1世が招集したコンスタンティノープル公会議で三位一体説が確立されました。

 

また、テオドシウス1世により、392年にキリスト教が国教として定められました。ただ、このキリスト教の国教化は、これまでローマ帝国で信仰されていた土着の宗教や異教の信仰を禁じたことにもなりました。