かつてカルタゴが本拠を置いたのは、チュニス(現チュニジアの首都)の北東約16q、シチリア島と向かい合った、北アフリカ半島部にあたります。
など交易拠点には絶好の環境で、カルタゴ繁栄の一因となりました。また他にも北アフリカの沿岸部や、イベリア半島の南端部なども支配下におさめることで、西地中海の海上覇権を握っていたのです。
カルタゴの大まかな勢力範囲
しかし本拠の半島はイタリア半島と胸先三寸で向き合っており、紀元前3世紀からは、同島を拠点に台頭してくるローマとシチリア島の領有などをめぐり対立。三次にわたるポエニ戦争を戦った結果敗北し、カルタゴは滅亡の運命を迎えることとなったのです。
カルタゴの拠点があった場所
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