ベルガモの歴史

ベルガモ(イタリア語:Bergamo)は、イタリア北西ロンバルディア州、ミラノから北東約40kmに位置する都市です。ミラノ経済圏の一部を成し、かつては「飛脚」と呼ばれる郵便業者が活躍する“西欧の郵便拠点”として栄えていました。

 

このページの内容
  1. 歴史

 

歴史

古代

ベルガモは、古代ケルト人に建設された都市「ベルゴムム(Bergomum)」に起源を持ちます。ローマ征服後は、フリウリとラエティアを繋ぐ戦略上の重要拠点となり、最盛期には1万人以上の人口を擁する自由都市として繁栄を謳歌しました。

 

中世のベルガモ

西ローマ帝国崩壊後は、ランゴバルド王国の勢力図に組み込まれ、同国による北イタリア統治の拠点となります。その後はフランク王国神聖ローマ帝国の支配を経て、11世紀に自由都市に昇格。12世紀以降は神聖ローマ帝国の圧力が強まるも、北イタリア諸都市で結成されたロンバルディア同盟に加わることで自治権を守りました。しかし14世紀以降はヴェネツィア共和国の支配下に屈することになり、その統治は同国がナポレオンに滅ぼされる19世紀末まで続きました。

 

郵便事業の成功

13世紀、ベルガモの飛脚会社が、アドリア海に繋ぐ水系を利用した郵便事業で成功をおさめ、神聖ローマ帝国の郵便事業を掌握することで莫大な利益をあげました。以来ベルガモは“西欧の郵便拠点”として重要視される都市になりました。

 

近代

18世紀末、フランス革命戦争の中で、ベルガモの宗主たるヴェネツィア共和国がナポレオンに滅亡に追い込まれ、これを受けベルガモも一時フランス軍に占領されていました。ナポレオン失脚後は、ウィーン議定書に基づき、オーストリア帝国支配下のロンバルド=ヴェネト王国への併合が決定しました。

 

イタリア王国成立後

19世紀も後半に入ると、イタリア統一運動(リソルジメント)が過熱し、その結果成立したイタリア王国の一部となりました。その後は20世紀に勃発した2つの大戦でもさした被害を受けることもなく、北イタリアの主要工業都市の1つとして発展を続け現在に至っています。

 

 
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