ヨーロッパで「スリ」が多い理由とは?

 

ヨーロッパ旅行に行く場合、気を付けなければいけないのはスリの存在です。強盗・殺人といった凶悪犯罪については過度に心配しなくてもいいですが、スリやひったくりなど軽犯罪はどこも多いです。

 

警戒心の薄い日本人はカモにされやすいので注意が必要です。財布ごと取られたりしたら、カードを止めたり、警察に連絡したりと物凄く手間なので、せっかくの旅行を台無しになってしまいます。パスポートだとさらに面倒です。

 

 

ヨーロッパでスリが多い理由

ヨーロッパは中東やアフリカなど情勢不安定な地域と隣接しており、毎年何万という移民・難民を受け入れています。しかし言葉も文化も異なる人々が安定した職につけることはそうそうなく、生活困窮者が軽犯罪に手を染めるケースが非常に多いのです。

 

ヨーロッパで「スリ」が多い都市

 
  • バルセロナ(スペイン)
  • ローマ(イタリア)
  • プラハ(チェコ)
  • マドリッド(スペイン)
  • パリ(フランス)
  • フィレンツェ(イタリア)
  • アムステルダム(オランダ)
  • アテネ(ギリシャ)
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    狙われやすい場所と対策

    観光客が集まる広場や駅、地下鉄、空港、などが被害に合いやすい場所としてあげられます。特に地下鉄で狙われやすく、被害の7〜8割は地下鉄なのではと思います。
    カバンを開けられ貴重品を取られることが多いので、

     

    • カバンは常に自分の目にとどく所にかけておく(背中側に回してしょったりしない)
    • カバンを財布に入れるなら常に口に手を添えておく

     

    などの注意が必要です。とにかく見た目だけでも「取りにくそう」な感じにしておくことが大切です。スリもわざわざ難易度が高いものをターゲットには選びません。