チェコの社会問題

チェコは中央ヨーロッパに位置する共和制国家です。チェコスロバキア解体にともない成立した国で、中世そのままの古風な街並みやプラハ城・可愛い雑貨・美味しいビールなど様々な魅力がある一方で、以下のような社会問題も抱えています。

 

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政治問題

チェコは政治スキャンダルが少なくなく、近年では2013年、、愛人と噂された首席補佐官が逮捕されるという事件を受け、首班のペトル・ネチャスが引責辞任しています。

 

治安問題

チェコの治安はヨーロッパでも良好な方で、凶悪犯罪に関しては日本とそう変らない発生率の低さです。一方でスリや置き引きといった一般犯罪については日本の数倍あり、空港や駅といった公共交通機関、観光地などで被害報告が集中しています。

 

人権問題

チェコではしばしば少数民族のロマ人(人口の2%ほど)に対する差別が指摘されています。ロマ人の子供を特別学校へ入れたり、ロマ人女性に不本意な不妊手術などといった不当な扱いが一例です。近年では2020年にロマ人の男性が警官に殺害される事件が置き、国内のロマ社会から大きな抗議があがりました。