アンネ・フランクとは何をした人?〜『アンネの日記』の著者〜

アンネ・フランク(オランダ・アムステルダムの蝋人形館より)

 

アンネ・フランクの基本情報

 

本名:アンネリース・マリー・フランク
誕生:1929年ドイツ,フランクフルト・アム・マイン
死没:1945年ドイツ,ベルゲン・ベルゼン強制収容所
主著:『アンネの日記』

 

アンネ・フランク(1929年 - 1945年)はユダヤ系ドイツ人の少女で、ナチス時代の隠れ家での生活を綴った『アンネの日記』の著者として知られる人物です。ユダヤ系ドイツ人実業家の次女として生まれ、1933年ナチス政権が成立すると、迫害を逃れるため家族でオランダ・アムステルダムに亡命。しかし第二次世界大戦が勃発し、42年ナチスの手がオランダにまで及ぶと、屋根裏での隠遁生活を余儀なくされています。44年ゲシュタポにより隠れ家が見つかり逮捕され、収容所における不衛生な環境が原因で、45年チフス疾患による病死を遂げています。彼女が隠居生活中にその日常を記録した『アンネの日記』は、ナチスによるユダヤ人迫害の実態を示す永遠に語り継がれるべき史料として「世界の記憶(記憶遺産)」に記録されています。

 

アンネ・フランクの性格

アンネ・フランクはどこにでもいる陽気で楽観的少女だったといいます。しかし隠れ家での生活を綴ったアンネの日記では自分の行動や性格を客観的に分析しており、母や同居人への不満を漏らすなど繊細で感情的な側面も垣間見えます。彼女が志望していた作家やジャーナリスト的な気質を持ち合わせていたのですね。