ポルトガルの旧植民地はどこの国?

ポルトガルの旧植民地はどこの国ですか?

ポルトガルはヨーロッパで最も早く大西洋進出を開始したことで、喜望峰経由のインド航路発見からアジアの香辛料貿易の覇権を確立し、「ポルトガル海上帝国」を体現しました。

 

ポルトガルの旧植民地国一覧

 

アルギン島/イベロアメリカ/イベロアメリカ首脳会議/ポルトガル領インド/横琴島/ポルトガル領黄金海岸/ポルトガル領ギニア/ギニアビサウ独立戦争/キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群/クサル・スギール/ポルトガル保護領コンゴ/サン・ジョアン・バプティスタ・デ・アジュダ/ポルトガル領サントメ・プリンシペ/シスプラチナ州/ポルトガルの植民地戦争/ポルトガル領セイロン/ポルトガル領タンジェ/ポルトガル領ティモール/ポルトガル領マカオ/マカオ政庁

 

この「海上帝国」という表現は、ポルトガルの植民地支配は、直接の領土支配ではなく海上覇権=貿易利権を維持することに重点があてられていたことに由来するものです。

 

セウタ征服を行ったポルトガルのエンリケ航海王子(1394 - 1460)。ポルトガル海上帝国建設の第一歩となった。

 

ポルトガルの植民地支配の歴史は欧州屈指

なお第二次大戦後、多くのヨーロッパ諸国が植民地の独立を承認する中、ポルトガルのエスタド・ノヴォ体制はなかなか手放そうとしなかったため、ポルトガルはヨーロッパ屈指に長く植民地制度を維持した国になりました。(1999年中国に返還するまでマカオはポルトガルの植民地でした)