百年戦争って結局どっちが勝ったの?

約100年に及んだ百年戦争は、休戦や疫病の流行で度々中断されていたとはいえ、長きに渡って幾つもの戦いが繰り返されました。

 

結局、百年戦争はイングランドとフランスのどちらが勝ったのでしょうか?ここでは戦争の流れと勝敗を説明します。

 

 

イングランド優位の前半

百年戦争の前半は、武器を駆使した軍事作戦が功を奏し、イングランドが勝利を収めることが多く、フランスは苦戦を強いられることが多かったようです。

 

1340年スロイスの海戦、1341年?1343年のブルターニュの継承戦争、1346年クレシーの戦いでの大勝利をきっかけに、イングランドはフランス国内で戦いを有利に進めました。

 

百年戦争は戦争が断続的に続いていたわけではなく、何回か休戦が挟まれました。

 

また、1348年にヨーロッパで大流行したペストの影響や、両国とも内紛が頻発していたので、その間は平和条約が締結され、争いの決着はつかないまま戦争は続いていったのです。

 

形勢逆転の百年戦争の後半

フランスが盛り返すこともありましたが、イングランドは内乱の続いていたフランスを1415年のアジャンクールの戦いで破り、その後も勝利を重ねていきました。

 

1429年にはジャンヌ・ダルクが登場し、フランスはオルレアン包囲戦に勝利し、それまでイングランドに包囲されていたオルレアンを解放することに成功しました。

 

これをきっかけにフランスの反撃が続きました。そのフランス反撃の立役者であるジャンヌ・ダルクは、1431年に処刑されました。

 

1435年にアラスの和約が締結されると、一気にフランス優勢となり、フランスは各地の戦いで勝利を収め、1453年には長らくイングランドに占有されていたボルドーが陥落しました。これにより百年戦争は終結となりました。

 

百年戦争終結時には、一部の地域を除いて、フランス全土からイングランドの領土がなくなったので、フランスの勝利と言えるのではないでしょうか。