アメリカ独立戦争は、イギリス領北アメリカ13植民地による、イギリス本国の重商主義政策(砂糖法、印刷法、タウンゼンド諸法など植民地市民に課せられる重い税金)に対する反抗から始まりました。その反抗を象徴するのが「ボストン茶会事件」という事件です。
ボストン茶会事件とは、東インド会社に茶の独占権を与える茶税法に反対したボストンの人々が、インディアンに変装し、停泊中の東インド会社の商船から茶箱342箱を海に投げ捨ててしまった事件です。
ナサニエル・カリアーにより書かれたボストン茶会事件の様子
これに激怒したイギリスは、ボストン港閉鎖条例を発し、損害賠償を請求の上、マサチューセッツ州の自治権をはく奪してしまいます。
しかしマサチューセッツの住民も植民地住民も、これにたじろぐどころか「大陸会議」結成などで対抗し、アメリカ独立戦争へと発展していったのです。
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