大航海時代に活躍した有名海賊とは?

 

大航海時代」は「大海賊時代」であったともいえます。

 

なぜなら大航海時代というのは、ヨーロッパ列強の海外進出にともない、植民地や交易をめぐる熾烈な競争が繰り広げられた時代であり、ライバル国の貿易船から積み荷を強奪する「私掠船=雇われ海賊」が大活躍したためです。

 

ここではそんな大海賊時代に、三大洋(大西洋・インド洋・太平洋)やカリブ海を舞台に大暴れした有名海賊を紹介しています。

 

大航海時代の海賊一覧

フランシス・ドレーク(1543年頃〜1596年)

イギリス女王・エリザベス1世(在位:1558年〜1603年)の支援のもと、スペイン船からの略奪を目的とした私掠船の船長として活躍した海賊です。

 

長らくヨーロッパの小国に過ぎなかったイギリスですが、ドレークが略奪でもたらした莫大な富で、列強の仲間入りを果たすことができたといわれています。

 

そうして国力をつけたイギリスは東インド会社を立ち上げ、それまでポルトガル・スペインが独占していた東アジア利権を固めていくことになるのです。