1991年のソ連共産党の解体、連邦の解消とともにソ連という国家は間違いなく消滅しています。ただ「ソ連がまだ存在する」という噂については、おそらく日本国内にまだソ連名義で登録された土地が存在することが、大げさに広まったものだと思います。
ソ連時代に登記手続きをされたものの、権利関係の問題があり、今だにロシア連邦に継承されていない土地が存在するのです。
この権利関係の問題というのが、ロシアとウクライナの緊迫した関係に起因するため、日本の行政も積極的に介入できず、放置されている状態なのです。
外国同士の領土問題が日本国内で起きているというのは、何とも奇妙な感覚ですが、このせいで土地の再開発に支障が出たりしているようなので、一刻も早く解決してほしいものですね。
※参考資料
えっ、ロシア大使館はまだ「ソ連領」
https://facta.co.jp/article/200901065.html
旧居留地で“領土問題”? 「ソ連」名義のまま放置、空き家は老朽化
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/581784/
|
|
|
|