ハンガリーの国土
中央ヨーロッパ(もしくは東ヨーロッパ)に位置する内陸国ハンガリーの地理的特徴について情報をまとめています。ハンガリーの地形や風土は以下の要素により構成されています。
93,030平方キロメートル
西:オーストリア、スロベニア
北:スロバキア
東:ウクライナ、ルーマニア
南:セルビア、クロアチア
大部分が大陸性気候に属します。冬は寒冷ですが、地中海からの海洋性気候の影響があるので、高緯度のわりに温和です。
主要河川のドナウ川は国土の中央を流れ、ハンガリーを東西に二分しています。東部にはドナウ川支流のティサ川が流れ、灌漑に利用されています。
ハンガリー西部のバラトン湖は国内最大にして中央ヨーロッパ最大の湖です。湖岸は過ごしやすく、保養地として人気があります。またオーストリアとの国境にまたがるフェルテー湖の周辺は、その豊かな生物多様性から文化遺産にも登録されています。湖ではコイやスズキ類などの漁業もさかんです。
ハンガリーはカルパティア山脈ふもとのカルバート盆地に位置する国で、国土の大部分はゆるやかな丘陵になっています
国土の6割は標高200m以下の低地となります。東部〜南部はドナウ川を背景とした肥沃な平野が広がり、農用地として利用されています。
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