インド・ヨーロッパ語族(印欧語族)は、非常に多くの言語を内包する言語群であり、全言語を合わせた話者数は膨大です。
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印欧語族の言語は、世界の人口の約半数の母語となっています。
これには、英語やスペイン語、ヒンディー語など、世界でとりわけ話者人口の多い言語は大体、印欧語族に含まれていることが背景にあります。
具体的な数字を挙げると、世界で最も話されている印欧語族の言語は、英語であり、その話者数は約15億人を超えています。
次いで、スペイン語は約4億6千万人、ヒンディー語は約4億1千万人の話者がいます。また、ポルトガル語やフランス語、ロシア語なども広範囲に話され、各々1億人以上の話者が存在します。
そして、その全てを合わせたインド・ヨーロッパ語族の話者数は約30億人とされています。
これは地球上の人口の約40%にあたり、この言語群が持つ圧倒的な影響力を物語っていますね。歴史的な偶然、ヨーロッパ列強による植民地拡大、その他様々な文化的影響など複合的要因の産物といえるでしょう。
インド・ヨーロッパ語族を母語とする人々は世界に30億人以上存在します。
これだけ話者数が多いということは、印欧語族がそれだけ多大な影響力を持つことを示しており、重要なコミュニケーションツールとして、人々をつなげ、文化交流を促進する重要な役割を果たしてきたことの証明でもあるのです。
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