イギリスの産業の特徴

イギリスの国旗

 

イギリスの国土

 

西ヨーロッパ・グレートブリテン島に位置する立憲君主制国家、イギリスにおける産業の特徴をまとめています。産業規模はドイツに継ぎ欧州2位で、最速で産業革命を達成して以来、屈指の工業先進国として世界の産業をリードする存在です。

 

このページの目次

 

 

イギリスの主要産業

農業

産業革命以降の工業化で、イギリス経済において重要性は高くありません。しかし政府主導で農業保護政策も行われていることもあり、国内自給率は70%を超え、世界シェアをみてみても大麦が10位、ナタネ・ホップが6位、牛乳が9位と、依然農業生産はさかんです。

 

工業

産業革命以来、イギリスは世界最大、最先端の工業立国で、主に機械工業、自動車工業、化学工業などを産出します。工業地帯の大部分はイングランドに集中しており、とりわけミッドランド地方はイギリス最大の工業地帯として知られます。

 

鉱業

イギリスでは産業革命の原動力となった石炭の産出がさかんです。また1970年代に発見された北海油田の開発により、現在イギリスは原油採掘大国でもあり、その採掘量は世界シェアの3%、およそ1億1000万トンにもおよびます。