デンマーク国旗の色の意味とは?

デンマークの国旗

 

デンマークの国旗は、赤地に左寄りの白十字が描かれたデザインで、赤は祖国愛、十字はキリスト教への信仰を表しています。デンマークの古語で「赤い布」を意味する「ダンネブロ」と呼ばれており、デンマーク王室を象徴しています。

 

国旗の歴史

1854年に正式に国旗として制定されました。デンマークはヨーロッパ最古の君主国というだけあり、国旗の歴史も古く、世界最古の国旗といわれています。北欧諸国の国旗によく見られるスカンジナビア十字(十字の交差部分が左に寄ったもの)は、デンマークの国旗が元になっているのです。

 

国旗の由来としては、13世紀の初め、デンマークが異民族であるエストニア人との戦いで疲弊していたとき、この旗が空から舞い降りてきたことで勝利することができたという伝説にあるといわれています。