オランダ国旗の色の意味とは?

オランダの国旗

 

オランダの国旗は上から順に赤・白・青が配色された水平三色旗のトリコロールです。「世界で最初のトリコロール」とも言われ、さまざまな国旗に影響を与えた国旗でもあります。配色がフランスと全く同じですが、フランスの国旗は縦三色なので間違わないよう気を付けましょう。またオランダの場合は赤が国民の勇気、白が国民の信仰心、青が祖国への忠誠を表しています。

 

国旗の歴史

1937年2月19日にウィルヘルミナ女王により制定されました。1568年〜1648年に起きた80年戦争(オランダ独立戦争)の際、この蜂起の先頭にたって戦ったオラニエ公の掲げた紋章が元になったとされています。この時オラニエ公が掲げた旗はオレンジ・白・青という配色でしたが、「海でオレンジは識別しにくい」という理由で、徐々にオレンジが赤色へ変化していきました。