トルコ最高峰の山アララト山(画像はアルメニアから見た風景)
トルコの国土はアルプス・ヒマラヤ造山帯の上にあり、ポントゥス山脈・イスフェンディヤル山脈・トロス山脈など複数の山脈が走っているため、その大部分は山岳地帯となっています。主要な山脈の間にあたる山地は「アナトリア高原」と呼ばれています。国内最高峰は、東部イラン国境近くの休火山アララト山(標高5,137m)。
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標高:5,137m
位置:トルコ東部
山系:成層火山
トルコ最高峰の山です。古来よりのアルメニア人居住地の中心にあたるため、アルメニア人にとっても象徴的な山ですが、第一次世界大戦後の強制移住の影響で、現在のトルコにアルメニア人はほとんど暮らしていません。
『旧約聖書』のノアの箱舟が、大洪水の後、漂着した場所と伝えられている。
標高:2,134 m
位置:トルコ東部
頂上部には、古代に建造されたギリシア神話やペルシャ神話の像や、アンティオコス1世の墓が存在し、その歴史・文化的な価値から世界文化遺産に登録されています。
標高:3,916 m
位置:トルコ中部
山系:アルプス・ヒマラヤ造山帯
中央アナトリア地方では最高峰の成層火山です。名前はギリシア神話の100の目を持つ巨人「アルゴスArgaeos」に由来。
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