啓蒙専制君主の矛盾とは?

啓蒙専制君主の矛盾について教えてください。

啓蒙専制君主は啓蒙思想に強く影響を受けた絶対君主のこと

 

啓蒙思想の人間性解放、合理主義的精神にのっとり、貧民救済・検閲禁止・検閲廃止・信教の自由拡大・農奴解放など様々な「上からの改革」を行うのが特徴です。

 

啓蒙専制君主の限界

ただこれらの改革は、絶対王政が崩壊し地方で有力者が勃興する中、時の君主が権力を維持するために行ったもの。

 

その改革は部分的なものに留まり、自らの権力を脅かすような改革は実行しなかったため、しょせん「啓蒙専制君主」というのは多分に矛盾を抱えた存在です。

 

啓蒙専制君主のもとの国民は、言論の自由や信教の自由はあっても、決して権力者になることはできなかったのです。