東ローマ帝国最後の皇帝は誰ですか?

東ローマ帝国最後の皇帝は、1449年から53年まで在位していたコンスタンティノス11世です。

 

コンスタンティノスはパレオロゴス朝マヌエル2世の四男として首都コンスタンティノポリスで生まれ、41年から49年までは東ローマ帝国領モレアの領主を務めていました。

 

49年に兄ヨハネス8世が病死すると皇帝に即位しますが、この時にはすでに東ローマ帝国領はコンスタンティノープルとその周辺に限られており、かつての東地中海帝国君主としての権威はすっかり消え失せていました。

 

旧帝国領のほとんどは15世紀以降急速に勢力を拡大していたオスマン帝国に奪われていたのです。ついには東地中海の支配圏に直結するコンスタンティノープルに目が向けられ、1453年には16万のオスマン軍の総攻撃を受け陥落したのです。

 

コンスタンティノスは1000年以上続くローマの命脈を守るため、(降伏すれば安全な退去が保障されていたにも関わらず)最後まで降伏と開城を拒否し、戦場に倒れたと伝えられています。