オランダの旧植民地はどこの国?

オランダの旧植民地国はどこになりますか?

オランダの旧植民地国は以下の国・地域です。()は統治期間になりますが、途中他国の介入などで統治の中断期間がある場合もあります。

 

オランダの旧植民地一覧

 
  • 東インド(1800〜1949年)
  • 台湾(1624〜1662年)
  • セイロン島(1658〜1796年)
  • 西アフリカ・ゴレ島(1628〜1783年)
  • 南アフリカ・ケープ植民地(1652〜1795年)
  • 北アメリカ・ニューネーデルラント(1614〜1674年)
  • 南アメリカ・スリナム(1667〜1954年)
  • アンティル(17世紀〜2010年)

 

オランダ植民地支配の盛衰

オランダはスペインから独立後の、17世紀初頭に海外進出を開始し、オランダ東インド会社主導で香辛料利権をポルトガルから奪取。18世紀にかけて植民地を拡大していき、「オランダ海上帝国」を体現しました。しかしイギリスとの覇権争いに敗れて以後は縮小を続け、ナポレオン戦争での敗北をもって「海上帝国」は崩壊しています。

 

第一次英蘭戦争のスヘフェニンゲンの海戦。オランダはこの戦いに敗れたのを皮切りに、イギリスに植民地利権を奪われていくこととなる。