ノルウェーの民族衣装の特徴

ノルウェーの民族衣装といえば「ブーナッド(Bunad)」が最も有名です。

 

女性のブーナッドは

 

  • 白ブラウス
  • ジャンパースカート

 

男性のブーナッドは

 

  • ジャケット
  • ハーブパンツ

 

が基本的な構成になっています。

 

民族や地方によって基調となる色や刺繍のモチーフが異なるため(例えば黒が基調の衣装は南部、青が基調の衣装は北部で着られる傾向)、ノルウェー人はブーナッドを見ればその人がどこの出身かがわかってしまうとか。

 

そんなブーナッドの起源は18世紀頃から19世紀にかけてノルウェーの農民が着ていた民族衣装にあり、それが20世紀に入り発展したことで今の形になりました。

 

今日ブーナッドを日常的に着ることはありませんが、憲法記念日「国民の日(ナショナルデー)」や冠婚祭、洗礼式など特別な催し事の時に着られます。