ルネサンスや地理上の発見、宗教改革などを経て、理性を重視する合理主義的な思想が根付きました。そしてキリスト教の影響が排除された結果、科学革命が起こった、という流れになります。
科学革命が起きる前の科学といえば、錬金術や占星術など宗教色が強く曖昧なものだったのですが、17世紀以降、ガリレオやニュートンが先駆けとなり、観察や実験をもとにしたデータ分析を重視する文化が定着。
その結果後に「科学革命」と称される急速な科学の進歩が起こったのです。
そして科学革命以降、人々はカトリック教会の唱える超自然的な世界観をあまり信じなくなり、三十年戦争後に主権国家が成立したり、啓蒙思想を背景にフランス革命が起こったりしたこともあり、教皇権は急速に衰退していくことになります。
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