カール5世とは何をした人?〜宗教改革運動の迫害〜

カール5世

 

カール5世の基本情報

 

兼任:スペイン王
誕生:1500年ベルギー・フランドル
死没:1558年スペイン・エストレマドゥーラ
在位:1519年 - 1556年
王朝:ハプスブルク朝
政策:宗教改革運動の迫害、イタリア支配をめぐるフランスやオスマン帝国との抗争

 

カール5世はハプスブルク家第3代神聖ローマ皇帝です。ドイツ王、スペイン王なども兼ね、スペイン人によるアメリカ大陸征服が行われたこともあり、彼の治世でハプスブルク帝国は最大版図を現出しています。即位後まもなく、宗教改革の発端となったルターを国会に呼び出し主張の撤回を迫るなど、強硬な反宗教改革運動を展開。しかしイタリアの覇権をめぐりフランスやオスマン帝国と抗争していた最中でもあったため、プロテスタントの協力を得るため、ある程度の妥協も行いました。

 

カール5世の顎

カール5世の顔立ちは突き出た顎が特徴的ですが、これは典型的な「ハプスブルク家の顎」と呼ばれるものです。ハプスブルク家は身内で婚姻を繰り返すことで勢力を維持・拡大したのですが、近親婚を繰り返すうちに血が濃くなり、顎など特定の形質が顕著に現れるようになったのです。カール5世の場合は祖父マクシミリアン1世から特徴的な顎の遺伝子を受け継いだものと思われます。