ポルトガルの民族衣装の特徴

ポルトガルは大陸ヨーロッパ最西端に位置する半島国家。大航海時代には海外進出の先駆けとなり、アジア交易圏の拡大で「ポルトガル海上帝国」を形成するなど、ヨーロッパの主役的地位を占めていたこともありました。服飾衣装だけでなく、様々なポルトガル文化というのは、この黄金期に大きな発展を遂げています。

 

ロマリア祭で着られる民族衣装

ポルトガルのミーニョ地方では毎年8月、ロマリア祭という嘆きの聖母を祭るお祭りを開催するのですが、このお祭りの際には、可愛い民族衣装を着て行進をする大勢の女性を見ることができます。

 

とりわけ金に輝く何重もの首飾りが目を惹きます。

 

ミーニョ地方はかつて「レコンキスタ(国土回復運動)」の一大拠点となっていたことから、ポルトガル発祥の地ともいわれ、だからこそ伝統的な民族衣装を着てポルトガル人の結束を確認するにはうってつけの場所なのですね。

 

レコンキスタとは
イスラム教徒に占領されたイベリア半島を奪還するために、8世紀から15世紀末にかけてキリスト教徒により行われた再征服活動のこと。ポルトガルは13世紀半ばにレコンキスタを完了させた。