ハンガリーの国旗
ハンガリーの国旗は横縞が三本入った三色旗で、上から順に赤・白・緑の順で並んでいます。赤は愛国の血、白は国民の純心、緑は未来への希望を表しています。
ハンガリーの歴史はとても古いです。10世紀末にはハンガリー王国が成立しており、最初期には赤白の二色旗が使われていました。いつ頃緑が加えられたのか明らかではありませんが、いずれにせよ、フランスの三色旗の影響を受けてのデザイン変更なのではといわれています。
ハンガリー王国時代の国旗は、今の三色旗の中央に王家の紋章が配置されたデザインになっています。第二次大戦ではドイツと組みソ連と戦ったものの、ブダペスト包囲戦で致命的な打撃を受け敗北。
その後ソ連の支配下に置かれますが、ソ連崩壊を持って独立、共和制へ移行。国旗から王家の紋章が取り払われ、今と同じデザインになりました。
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