スウェーデンの産業の特徴

スウェーデンの国旗

 

スウェーデンの国土

 

スウェーデン(正式名称:スウェーデン王国)は、北ヨーロッパの ボスニア湾およびバルト海沿い、スカンジナビア半島東部に位置する 立憲君主制国家です。この国ではとくに製造業が発達しており、中でも自動車や重火器の生産がさかんです。また北部の都市キルナから豊富に産出される鉄鉱石を背景にした鉄鋼業もこの国の基幹産業となっています。

 

 

 

スウェーデンの主要産業

鉱業

スウェーデンは鉱物資源、とりわけ鉄鉱石の産出がさかんで、北部の都市キルナはその一大産地として有名です。その埋蔵量は30億トンともいわれ、世界全体の2%をも占めています。またエネルギー資源としては、ツンドラ地帯には石炭の一種である泥炭が豊富で、近年はその開発利用に力を入れています。

 

農業

スウェーデンは国土の8割が冷帯に属するため、農業に絶好の環境とはいえませんが、いかんせん生産性が高いため、あらゆる品目の自給率は80%を超えています。この生産性の高さのには、南部イェータランド地方が肥沃な農業地帯になっていること、鉄鋼資源に恵まれているため「農業の機械化」が他よりも進んでいることなどが背景にあります。

 

工業

スウェーデンにおける工業は製造業が中心で、主に自動車、航空機、重火器などを産出します。また豊かな森林資源を背景に製紙業、豊富な鉄鉱資源を背景に鉄鋼業なども発達しているのがこの国の工業の特徴です。