イギリスの社会問題

イギリスはブリテン諸島・グレートブリテン島を主な国土とする立憲君主制国家です。1707年合同法にともない成立した、ヨーロッパ屈指の経済大国としての先進性と中世来の歴史文化遺産の混合が魅力の国ですが、以下のような社会問題も抱えています。

 

 

民族問題

イギリスはイングランド人、スコットランド人、アイルランド人、ウェールズ人など複数の民族で後世される多民族国家です。そのため北アイルランドではアイルランド民族主義者によるアイルランド統一運動、スコットランドではスコットランド民族主義者によるスコットランド独立運動などが存在し、イギリス政府にとっては悩みの種になっています。

 

アメリカ軍駐留問題

イギリスにはアメリカ軍が外国の軍隊として唯一駐留しており、日本同様に、自国の主権侵害を訴える批判が存在します。

 

経済問題

イギリスは今でこそ世界をリードする経済大国で、有数の工業大国となっていますが、60年代にはオイルショックをきっかけに「英国病」とまで揶揄される経済不況に陥りました。

 

治安問題

世界およびヨーロッパ全体でみるとイギリスの治安は良いほうですが、日本と比べた場合の犯罪発生率はかなり高めなので、イギリスに滞在する場合、夜間に人気のない場所にいかないなど、最低限の注意をする必要はあります。