イタリアの産業革命はいつ始まった?

イタリアで産業革命が始まったのはいつですか?

イタリアで産業革命が始まったのは19世紀後半からです

 

イタリアは中世以来、ずっと小国分立状態の政治的に不安定な地域でしたが、イタリア統一運動(18世紀半ば〜)の結果、1861年にようやく統一国家が成立。以降、北部のミラノ・トリノ・ジェノヴァを結ぶ三角地帯を中心に工業化が進展していったのです。

 

イタリア屈指の工業都市トリノの街並み

 

とりわけトリノで1899年に創業した自動車メーカー「フィアット」はイタリア経済を牽引する大企業に成長しました。

 

パスタは今でこそイタリアの国民食ですが、貧富の差に関係なく全国的に食べられるようになったのは、産業革命による機械化で大量生産が可能になってからの話です。

 

産業革命により生まれた影

イタリアでは産業革命により、北部の急速な工業化と経済成長が起こった影響で、南部の農村から大量の移民が発生し、南北格差が進行しました。現在でも南部は農業中心の経済で成り立っていることは変わらず、格差問題はいまだ解決を見ない社会問題となっています。