ノルウェーの国名の由来

ノルウェーの国名の由来

ノルウェーの国名の由来は、「北への道」を意味する古ノルド語「Norðr vegr」にある。海岸線を北へ進む航路を指した言葉が国名となった。本ページでは、ノルウェーの国名の起源や地理的背景、文化的意義などを理解する上で重要なこのテーマについて、より詳しく探っていこうと思う。

ノルウェーの国名の由来

ノルウェーの正式名称はノルウェー王国。立憲君主制を敷く主権国家であることを示しています。「ノルウェー」という国名はゲルマン語の「ノルレ」と「ベク」を合わせた「ノルレベク」からきていて、「ノルウェー」というのはこれを英語読みしたものです。ノルウェー人の祖先にあたるノルマン人は、中世以降ノルウェーに最初に土着した民族で、彼らが使っていたのがゲルマン語なのです。なおノルマン人以前から人は住んでいたようですが史料が残されておらず詳細はわかっていません。


国名の変遷

ノルウェー王国は9世紀末に成立し、カルマル同盟(1397年)締結以降はデンマークの支配を受けることになります。デンマークが衰退すると、今度はスウェーデンの支配を受けるようになりますが、1905年に国民投票により独立が決定し現在に至っています。