マルグリット・デュラスとは何をした人?〜ゴンクール賞の受賞者〜

 

マルグリット・デュラスの基本情報

 

表記:Marguerite Duras
誕生:1914年フランス領インドシナ連邦(現ベトナム)
死没:1996年フランス・パリ
代表作:『愛人』『ラ・ミュジカ』
受賞:ゴンクール賞(『愛人』にて)

 

マルグリット・デュラス(1914年 - 1996年)はフランスの小説家および映画監督です。フランス領インドシナ(現ベトナム)に生まれ、18歳で渡仏。パリ大学で法学を学びました。その後植民地省の秘書として働いたのち、小説家としてデビュー。抽象的心理小説を中心に手がけるようになり、1984年発表の『愛人』がベストセラーとなりゴンクール賞を受賞。世界的な名声を得ました。また自作の戯曲『ラ・ミュジカ』の映画化作品において映画監督デビューもしています。

 

マルグリット・デュラスの作品

本業が小説家であるデュラスの代表的映画監督作品といえば『インディア・ソング』です。インドのフランス大使館周辺を舞台に、元副領事の発砲事件に端を発するいざこざを描いています。原作は1973年に書かれた同名の著作『インディア・ソング』。どんなジャンルにも属さない超ジャンル的な作品と評されており、公開当時から根強いファンが存在します。