ブルガリアは、第二次大戦以降ソ連の「五か年計画」のもと急激に推し進められた工業化により、今でこそ工業主体の国になっていますが、かつてはバルカン有数の農業国として知られていました。
国旗の緑が「農業と森林」を表している通り、ブルガリア人にとって農業はアイデンティティの1つになっています。
ソ連崩壊以降は国営企業の民営化が進められ、今では農業総生産の7割以上は個人農場によるものとなりました。
ブルガリアでは中部地方が農業の中心地で、主に小麦・トウモロコシ・テンサイ・ヒマワリ・野菜・ブドウなどを栽培しています。
また国内を流れる河川流域では灌漑農業が発達し、そこで営まれる菜園は国内屈指の規模となっています。
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