コッツウォルズの街並み
コッツウォルズはイングランド南西部の北東〜南西にかけ連なる景観美しい都市、および田園地帯・丘陵地です。「リムストーン」と呼ばれる石灰岩で建てられた美しい建物群、いまだ発掘されていないものも含め古代ローマ時代の遺構が多くある場所としても知られます。
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紀元43年、ローマ人がブリテン島支配のための砦を建設しており、ローマ人がブリテン島を放棄した後は、羊毛を中心産業として発展し、その後さらに羊毛加工の工場が出来たことで、14〜16世紀に繁栄の頂点に達しました。
18世紀後半、産業革命により需要が毛織物から綿製品に移ったことでコッツウォルズの産業は衰退していきました。しかし現在コッツウォルズが美しい景観で知られるのは、この時期に工業化の行き届かない“田舎町”となったことが大きく、19世紀になると多くの文化人が美しい田園が広がる村としてこの地を訪れるようになり、今度は“保養地”として活気を取り戻すようになるのです。
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