タキトゥスとは何をした人?〜帝政期の歴史を執筆〜


タキトゥスの基本情報

 

本名:コルネリウス・タキトゥス
生誕:55年頃
死没:120年頃
思想:反帝政
民族:ローマ人
主著:『ゲルマニア』『歴史』『年代記』

 

タキトゥス(55年頃 - 120年頃)は帝政ローマ時代の歴史家で、『ゲルマニア』『歴史』『年代記』などの著者として知られる人物です。政治家としても護民官や執政官などいくつかの要職を歴任しています。
著作ではアウグストゥスからネロ帝にいたる帝政期の歴史を記述し、共和政を賞賛し、帝政(専制君主制)を批判するなど、帝政初期の暗部が感じ取れるものとなっています。南ガリアもしくは北イタリアの貴族出身で、執筆活動はトラヤヌス帝の治世から開始。98年に最初の作品「ゲルマニア」を完成させています。その後も5代もの皇帝のもと元老院議員を務めた経験を活かし、半世紀におよぶ「生きた歴史」の記述に生涯を捧げました。