なぜ十字軍遠征で東方貿易が栄えたの?

十字軍遠征を機に東方貿易が栄えたのはなぜですか?

十字軍遠征の前、7世紀以降のイスラム勢力の拡大により、地中海の海上覇権はイスラム勢力の手にありました

 

しかし十字軍遠征が繰り返されるうちに、遠征の拠点となったイタリア諸都市が強力な海上戦力を動員し、地中海からイスラム勢力を駆逐していきます。

 

そうして徐々に東方への海路が開かれていき、主に北イタリアの商人などが地中海を通した東方貿易(レヴァント貿易)に乗り出すことが出来るようになった、というわけです。

 

東方貿易により得た莫大な富は、後のルネサンス文化の原動力となりました。

 

東方貿易の衰退と大航海時代の始まり

15世紀以降はオスマン帝国が台頭し、地中海の覇権を奪ってしまったので、イタリア商人達は西回り航路でアジアに到達することを目指すようになります。

 

こうしてヨーロッパ人の活動の舞台が地中海から大西洋に移り、大航海時代の幕が開けた、という流れもあることは覚えておきましょう。