ベラルーシ国旗の色の意味とは?

ベラルーシの国旗

 

ベラルーシの国旗は、赤と緑の二色旗で、旗竿側には白と赤の紋様が描かれているのが特徴的です。赤は自由と先祖の犠牲、緑は生きとし生ける生命を表すといわれています。ソ連統治時代に使われていたものを基調としています。

 

国旗の歴史

ベラルーシは、「タタールのくびき」の時代(13〜15世紀)はモンゴルに服属していて(現在のベラルーシ文化にもその影響が見られます)、モンゴルから解放された後はリトアニアに併合され、その後ロシア帝国に支配されます。ロシア革命後の1918年、史上初のベラルーシ人による独立国家ベラルーシ人民共和国が成立しますが、1922年にソ連が成立すると、ソ連とポーランドの間で結ばれたリガ平和条約により国土が分割され、事実上政治的独立は失われました。

 

その後はソ連領としての時代を長らく過ごした後に、ソ連崩壊直前の1990年独立宣言を行い、1991年に独立が承認。1995年5月の国民投票で現在の国旗が承認されたのです。

 

フィンランドの国旗は圧政を受けてきた国民の苦難と独立できたことへの喜びを体現しているといえます。