スロバキア語のストーリー、超面白いんですよ!この言葉がどこからきたのか、どうやって今の形になったのかをご紹介します。
スロバキア語は、もちろん、スラブの部族たちが中央ヨーロッパに住み始めた頃からの言語です。彼らがこの地域にやってきたのは紀元5〜6世紀ごろ。その後の数世紀で、彼らの言語は様々な方言に分かれていきました。
中世には、スロバキアの土地はハンガリー王国の一部となっていました。この時期、公的な文書や教育は主にラテン語やハンガリー語で行われていたため、スロバキア語の発展はちょっと停滞気味。
でも、ルネサンス時代になると、スロバキア語文学が盛んになり始めます。特に、聖書の翻訳などがこの時期に行われ、言語の発展に大きな役割を果たしました。
19世紀に入ると、スロバキアの民族意識が高まり、言語の標準化の動きが始まります。この時期がスロバキア語の現代形成の基盤となっています。
20世紀には、スロバキアがチェコと共にチェコスロバキアを形成。そして、1993年にスロバキアは独立国として誕生し、スロバキア語が国の公用語としてしっかりと定着しました。
というわけで、スロバキア語は古代のスラブ部族から現代のスロバキアまで、様々な時代を経て成長してきたんです。言葉の背後には、歴史や文化、人々の情熱が詰まっています。興味を持って更に学びたくなったら、是非スロバキアの文学や音楽にも触れてみてくださいね!
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