産業革命でなぜ貧富の差が拡大した?

産業革命で貧富の差が拡大したのはなぜですか?

産業革命というのは近代資本主義社会成立のきっかけとなった出来事です。

 

技術革新による機械化で、農業中心の社会から工業中心の社会に変わり、工場を持つ資本家が、賃金を払って労働者を雇う生産方式が定着します。

 

同時に、資本家と賃金労働者という関係が確立されたことで、両者の貧富の差が際立つようになってしまったのです。

 

そして貧困層の拡大にともない、

 

・都市部でのスラム形成
・犯罪多発
・病気による失職
・低賃金での過酷労働
・過酷労働に児童が動員

 

など様々な社会問題が噴出するようになります。

 

そんな中で台頭したのが、富の再分配や資本主義社会につきまとう諸問題の改善・解消を求める、社会主義思想なのです。

 

産業革命による機械制工業の発達は、人類の生活を便利かつ豊かにしただけでなく、貧富の差という新たな問題を生みだし、資本主義・社会主義というイデオロギー対立の時代に突入するきっかけにもなったのです。