フランスの有名な河川一覧|最長の川は?

フランス最長の川ロワール川

 

フランスの主要河川としてはロワール川、セーヌ川、マルヌ川などが挙げられます。ここではこれら主要河川の情報を簡潔にまとめています。

 

 

ロワール川(国内最長)

延長:1,012 km
水源:セヴェンヌ山脈
河口・合流先:大西洋

 

フランス中部を横断する国内最長の川です。ロワール渓谷の中部には、古い歴史を持つ城が点在しており、世界遺産にも登録されています。上流では水力発電所、下流では原子力発電所が稼働し、中流域ではブドウを主とした農業が営まれています。

 

セーヌ川

延長:780 km
水源:
河口・合流先:セーヌ湾

 

首都パリを通り、国内2番目の長さを誇る川で、イル・ド・フランス地方の重要な水源となっています。パリはセーヌ川の中州シテ島を中心に発達・形成された都市ですが、この川を遡ってきたヴァイキングの襲撃を受け、大きな被害を被ったこともあります。

 

マルヌ川

延長:514 km
水源:ラングル高原
河口・合流先:セーヌ川

 

パリ東部から南東部を流れる川で、セーヌ川の支流としては最長です。マルヌ川の河畔は、第一次世界大戦中のマルヌ会戦の舞台ともなりました。