オーストリアの国名の由来

オーストリアの国名の由来

オーストリアの国名の由来は、ドイツ語の「Österreich(東の国境地帯)」にある。神聖ローマ帝国の東方辺境を指す言葉が国名へと定着した。本ページでは、オーストリアの国名の起源や歴史的背景、文化的意義などを理解する上で重要なこのテーマについて、より詳しく探っていこうと思う。

オーストリアの国名の由来

オーストリアの正式名称はオーストリア共和国。この国が共和制を採用する独立国であることを示しています。母国語のドイツ語で「レプブリーク・エースターライヒ(Republik Osterreich)」といいます。「オーストリア(Austria)」というのはドイツ語読みのエースターライヒを読みやすくした形です。漢字表記では「墺太利」もしくは「澳地利(略表記:墺)」、英語表記ではAustriaとなります。


オーストラリアとの語源の違い

このオーストリアという呼び名。オセアニアの「オーストラリア」とよく似ているので何らかの関係があると思われることが多いのですが、実は語源が全く違います。
オーストラリアというのはラテン語で「南の地」に由来していて、オーストリアというのはドイツ語で「東の国」に由来しています。ドイツ語を考慮したオーストリアの日本語表記「エースターライヒ」というのはost (東方)と mark (辺境地)から変容したOsterreich(東の辺境区)が語源になっているのです。