ジャガイモ飢饉はなぜアイルランドで起こったのか

1845年から49年にかけてのジャガイモ飢饉は、なぜアイルランドで起こったのですか?

1845年のアイルランドは例年になく低温高湿度の年で、その影響で畑では病原菌の大繁殖が起きました。

 

育てたジャガイモのほとんどは腐り果て、深刻な不作に陥ったのです。

 

当時のアイルランドは食糧源の半分をジャガイモに依存していましたので、凶作により大量の餓死者が発生しました。

 

他の食料はなかったの?

農民は穀物や家畜を国外に輸出してしまっていたので、国内にはジャガイモくらいしか食べられるものが残っていませんでした。

 

当時のアイルランドは全土がイギリスの植民地で、深刻な食糧危機の中でも穀物を輸出し続けなければいけない状況になってしまったのは、イギリスの収奪的な植民地支配の影響です。

 

ジャガイモ飢饉はアイルランドの自然環境だけでなく、宗主国の無策によるところも大きいのです。