ロシアと中国の関係史

ロシアと中国の関係史

ロシアと中国の関係史は、国境をめぐる対立と戦略的協力が交錯する歴史だ。 冷戦期の対立から現代のエネルギー協力や安全保障連携へと変化してきた。 本ページでは、ロシアの外交や安全保障、現代史などを理解する上で重要なこのテーマについて、より詳しく探っていこうと思う。

ロシアと中国の関係


冷戦時代、中国とロシアは同じ社会主義国でありながら、目指す理想の違いから中ソ対立と呼ばれる対立関係にありました。


しかし毛沢東主席の死去、ゴルバチョフによるペレストロイカ、中国の市場経済導入を柱にした「改革開放政策」をきっかけに関係は改善に向かいます。


ソ連崩壊後の関係

ソ連崩壊ロシア連邦成立後は、建設的・戦略的なパートナーシップの構築で同意し、2001年に友好条約を結ぶなど、その距離は現在にいたるまで良好に保たれています。ともにNATO(北大西洋条約機構)の拡大に反対するなど、アメリカを中心とした西側諸国への対抗で歩調を合わせているのです。


中国とロシア首脳会談 「NATO拡大反対で一致」 共同声明発表