ルーマニアの有名な山一覧

ルーマニアの中央部を走るカルパティア山脈

 

ルーマニアでは、カルパティア山脈が国土中央を「王冠を描くように」走っており、その影響で国土のおよそ3割が山地になっています。うち14が2000mを超える高山で、標高2544mのモルドベアヌ山が最高峰です。

 

 

カルパティア山脈

中生代末期のアルプス造山運動により出現した山脈で、ルーマニア領内の山脈は東カルパティア、南カルパティア、西カルパティアに大別されます。いずれも豊かな森林(主にマツ・モミ等の針葉樹)に覆われ、熊や鹿、雷鳥、狼、山猫など様々な野生動物が生息する自然保護区になっています。

 

モルドベアヌ山

標高:2544m
位置:南部アルジェシュ県
山系:南カルパティア山脈(トランシルヴァニア山脈)

 

ルーマニア最高峰の山で、北側の頂は「ビクトリア」、南側の頂は「クンプルング」と呼ばれています。多くの石炭や石灰石を産出。