十字軍の名前の由来とは?

十字軍の名称由来

十字軍の名称由来は、兵士たちが十字架を身につけて戦ったことにある。 信仰を象徴する印章が軍事行動そのものの呼称となったのである。 本ページでは、ヨーロッパの宗教や戦争文化、シンボルの意味などを理解する上で重要なこのテーマについて、より詳しく探っていこうと思う。

十字軍の名前の由来とは?

十字軍」という名前の由来を教えてください。

十字軍(Crusades)というのは、キリスト教徒による、「聖地エルサレム奪還」を目的に結成された遠征軍のことで、呼称は遠征に臨む兵士が、胸にキリストの十字印をつけていたことに由来しています。


十字軍兵士のイメージ


ただ実際に、「十字軍」と呼ばれるようになったのは、第一回遠征から1世紀ほど経過した後のことで、始めのうちは端に「巡礼者」と呼ばれていました。


イスラム教徒からの呼称

また「十字軍」はあくまでキリスト教側からの呼称であり、イスラム教徒は彼らを「侵略してくる異民族」ととらえ「フランク人」とか「ローマ人」などと呼んでいました。