ノルウェーは、オーロラやフィヨルドといった美しく壮観な「大自然」を体感できる国で、日本でも大ヒットした「アナと雪の女王」の舞台として知られるようになったことで、その存在が認知されるようになりました。しかし「日本との交流」という観点では、他のヨーロッパ諸国と比べ、注目されることは少ないように思えます。日本とノルウェーとの外交、文化交流はどのようにして始まったのでしょうか。
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ノルウェーは、1814年から1905年にかけて、スウェーデンと同君連合(スウェーデン=ノルウェー連合王国)を組んでいました。そして1868年、日本とスウェーデンが修好通商条約を結んでいるため、これが日本とノルウェーの国交の始まりだといわれています。
しかし、独立国として日本と関係を持つのは、1905年にスウェーデンから独立を果たし、日本がノルウェーの独立を承認した後のことになります。
ノルウェーは、第二次世界大戦中の1940年、ドイツに占領されており、亡命政府をイギリス・ロンドンに置き、連合国の一員として国を維持していました。
そのため、枢軸国の日本とは、戦後しばらく国交断絶状態にありましたが、1952年サンフランシスコ平和条約の発効により、外交関係を回復。その後は良好な関係を継続し、2005年にはは国交樹立100周年を迎えています。
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