ロシア帝国最後の皇帝は?

ロシア帝国最後の皇帝

ロシア帝国最後の皇帝はニコライ2世だ。彼は1917年の二月革命で退位し、帝政は終焉を迎えた。本ページでは、ニコライ2世の統治や退位の経緯、ロシア史の転換点を理解する上で重要なこのテーマについて、より詳しく探っていこうと思う。

ロシア帝国最後の皇帝は?

ロマノフ朝およびロシア帝国最後の皇帝ニコライ二世


ロシア帝国最後の皇帝はロマノフ家のニコライ2世で、1894年から1918年までロシア帝国君主の座についていました。1868年にサンクトペテルブルクに生まれ、皇太子時代に大津事件で負傷したり、即位後は極東進出を図り日露戦争を引き起こしたりするなど、ロシア皇帝の中でもとくに日本との関わりが深い皇帝でもあります。


そんなニコライ二世の政策方針ですが、保守主義思想家のポベドノスツェフの教育を受けて育ったこともあり、革命勢力には厳しい態度で臨んでいました。そのことでロシア革命を誘発し退位に追い込まれた末、1918年にはソビエトに処刑されてしまう人物として、覚えておきましょう。


ニコライ二世について詳しくはニコライ2世とは何をした人?の記事をご参照ください。