中世ヨーロッパの歴史を語る上で意外と重要な存在であるランゴバルド王国。しかし、この強大な王国の建国者は一体誰だったのでしょうか？ここでは、ランゴバルド王国の建国者について解説しています。

 

 

ランゴバルド王国の建国者

ランゴバルド王国の建国者は、アルボインとされています。彼は東ゴート王テオドリックの血を引くランゴバルド人の指導者であり、東ローマ帝国がササン朝ペルシアとの抗争に気をとられている間に、アルプス山脈を越えてイタリア半島北部に侵入、569年ランゴバルド王国を建国しました。

 

アルボインの業績

アルボインは、6世紀に強大な戦士として名を馳せ、ランゴバルド人を統一しました。彼の指導の下、ランゴバルド人はポー川流域に進出し、イタリア半島の一部を支配下に置きました。これがランゴバルド王国の始まりとされており、彼の業績はその後の中世ヨーロッパの歴史に大きな影響を与えました。