チャールズ・ダーウィンの基本情報
本名:チャールズ・ロバート・ダーウィン
別名:「ヘンズローと歩く男」
誕生:1809年イングランド・シュロップシャー州
死没:1882年イングランド・ケント州
主著:『種の起源』
功績:進化論の確立
チャールズ・ダーウィン(1809年 - 1882年)はイギリスの博物学者で、主著『種の起源』で進化論を説いたことで有名な人物です。同じく生物学者の祖父をもち、幼少期より昆虫採集や狩猟に親しむなど、自然の中で育ちました。ケンブリッジ大学で博物学を学び、1831年から博物学者として英海軍に同行。世界を航海する中で動植物の観察、地質研究、化石・鉱物採集などを行いました。そしてその中で「種が共通の祖先から、自然淘汰・適者生存の中、長い時間をかけて変化していく理論」=「進化論」の可能性に思いを抱くようになり、それを根拠づける研究に取り組んだ末、1859年『種の起源』を著したのです。
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ダーウィンの功績といえばやはり進化論を確立させたことが最も大きいでしょう。豊富な地質学・生物学の知識を総動員し、種の形成過程の研究に取り組み、「全ての生物種は、祖先から長い時間をかけて、自然淘汰(自然選択)のプロセスを経て進化した」ことを明らかにしたのです。1859年の著書『種の起源』でその理論を確立させ、業界に大きな衝撃を与えました。
進化論は今でこそ当たり前に共有されている知識ですが、当時は批判もあり、動物学者セントジョージ・ジャクソン・マイヴァートは著書『種の誕生』で進化論に異議を唱えています。
医師で投資家の父の子として、イングランドにて生まれる。
1825年エディンバラ大学に入学するも、2年でケンブリッジ大学に入り直し、ヘンズローに師事し博物学を学ぶようになる。
海軍のビーグル号に博物学者として同船し、航海中の島々で動植物の観察や採取、地質研究などに取り組むようになる。その中で種が自然淘汰の中で変化する可能性(進化論)を考えるようになる。
進化論の考えをまとめた『種の起源』を出版する。その説得力から大きな反響を呼んだが、宗教界からは激しく攻撃された。
進化論を人間の起源にまで拡張した『人間の由来』を出版する。
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