デンマークのエネルギー事情と政策方針

デンマークのエネルギー事情・政策について情報をまとめています。この国は北海油田を背景にしたエネルギー資源に恵まれており、エネルギー資源の輸出も行うなど、エネルギー事業は国の基幹産業となっています。

 

 

 

デンマークのエネルギー資源

石油・天然ガス

北海沿いに位置するデンマークは、領海内の北海油田からの石油・天然ガスの採掘により、安定したエネルギーを得ることができています。

 

1960年代に北海油田が発見されて以降、デンマークの石油自給率は100%を越えているなど、ヨーロッパ屈指にエネルギー資源に恵まれているといえるでしょう。

 

デンマークはヨーロッパ第三位の産油国でもあります。

 

原子力

デンマーク国内に原子力発電所はありません。

 

再生可能エネルギー

デンマークでは1970年代以降風力発電がさかんで、2015年には電力シェアのおよそ4割をまかなっています。風力発電が占める割合は年々増加しており、政府は2035年までに風力の電力シェアを84%に拡大すると発表しています。