ウィリアム・ブレイク(1757 - 1827)により描かれたケルベロス
ギリシア神話に登場する「犬の怪物」といえば、冥界の番犬ケルベロスがが有名です。 ケルベロスはテュフォンとエキドナの間に生まれた怪物で、3つの頭(50という伝説もあり)、蛇の尾、青銅のように響く声などの特徴で伝えられています。
ケルベロスは、普段は冥王ハデスの住む館の入口・・・つまり冥府の入口に繋がれていて、生者は決して通さず、中に入ったものは決して外には出しません。それに関連して、12の功業で有名なヘラクレスに素手で捕獲、地上に連れ出され、エウリュテウスを脅かすのに利用された後、再び冥府に戻されたという話は有名です。
|
|
|
|