ゴールウェイの歴史

ゴールウェイの街並み

ゴールウェイ（Galway）は、アイルランド西部に位置する国内第4の都市で、古来よりヨーロッパ有数の港湾として栄え、アイルランドの成長に大きく寄与してきました。

中世

ゴールウェイの起源は12世紀、コノート王に築かれたコリヴ川河口の砦にあります。13世紀にイングランドの支配下に入り、14世紀にはヨーロッパ有数の港湾都市に成長、イギリス傘下の独立自治国として栄えるようになりました。

近世

16世紀以降、宗教改革が開始されると、苛烈な宗教弾圧を受けるようになり、17世紀のクロムウェルの侵略で、街は壊滅状態に陥ってしまいました。

近代

イギリスでは18世紀半ばから産業革命が開始されました。その影響はゴールウェイにも及び、都内各地に水車が造られ、水力を利用した産業が発展。低迷から立ち上がり、再度の復興を遂げることができました。

その後は飢饉や戦争による停滞を経験するも、20世紀末から21世紀にかけ急激な経済成長を遂げ、今なおアイルランド屈指の有力都市として国内経済を支える存在になっています。